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はんだこて

はんだ付けははんだを熱で溶かして部品同士をくっつけます。
はんだは電気が通ります。はんだこての300度くらいの熱で溶かして、くっつける部品同士の間に流し込み、冷めて固まります。

はんだこての選び方

はんだこては1本持ってれば全ての作業で使える訳ではありませんが、電子工作では40Wのニクロムヒーターはんだこてがあれば十分です。
当店では太洋電機産業 goot(グット)のベストセラー商品、40Wニクロムヒーターはんだこてをおすすめしています。

W(ワット)は加熱の強さを表しています。使用目的に合わせて使い分けます。
小さめの部品を主にはんだ付けであれば20W程度のセラミックヒーターはんだこてがおすすめです。
ヒーターのタイプもニクロムヒーター、セラミックヒーター、ガス式があります。

ヒーターの種類 特徴
ニクロムヒーター
  • とりあえずはんだこてが必要な人向け
  • 価格が安い
  • 暖まるのが遅い
セラミックヒーター
  • ちゃんと作業がしたい人向け・おすすめ
  • 価格が少し高価〜とても高価まで幅広い(用途による)
  • 暖まるのが早い
  • 落下などの衝撃でヒーターが破損しやすい
  • 温度調整付きのものもある
ガス式
  • 外で応急的に使う必要がある人向け
  • 価格は高価
  • コードレス
  • 電源不要で自動車やバイクの配線や屋外での作業が可能
  • 専用のガスを燃焼させて温める
  • 燃焼してるヒーター部分が露出してるので他の部品などを溶かさないように注意が必要
バッテリー式
  • 価格は若干高価
  • 電池やバッテリーで使用、自動車の配線や屋外での作業が可能
  • 熱量が小さいのでプリント基板・細いケーブル・小さいコネクター程度なら使える。

はんだこてと同時に購入した方が良いものは、はんだこて置いておく台です。
これはこて先クリーナーにはんだこてを置いておく台の役割もある簡易型。
付属のスポンジに水を染み込ませて使います。

灰皿と濡らした雑巾でも作業できますが、できるだけ専用の道具を用意した方が良いです。