電子工作では必要な道具があります。道具無しに材料だけで出来ればそれに越したことはないが、部品と部品を接合する箇所や、接合の準備などに使う道具、固定や組み立て分解に使う道具が無いと不便です。
- +・ー(プラス・マイナス)ドライバー 固定・組み立て・分解に使用
- ニッパー 導線の切断や被覆を取り除く
- ラジオペンチ 金属部分を曲げたり潰したり押さえたり、手の代わりに使ったり
- ピンセット 小さい部品を持ったり押さえたり
- はんだこて・はんだ 部品同士を接合します
上記以外にも予算が許せば持っていた方が良いもの
- 半田吸い取り線 はんだ付けした部分のはんだを取り除きます
- ワイヤーストリッパー ケーブルの被覆を簡単に剥けます
この他にもあると便利なものがあります。必要になったら用意しましょう。
慣れてくるとケースなどに組み込む作業が出てきます。その時にプラスチックや金属の加工ができる道具があると、工作の幅が広がります。
- ドリルとドリルの刃 2mm,3mm,3.2mm,4mm,5mm,6mm,7mm,8mm,10mmの刃があれば十分です。ドリル本体は手回し・電動・ボール盤があります。
- ヤスリ 金属の棒ヤスリ・丸棒ヤスリ
また、これらの道具それぞれにも種類があります。
- +・ードライバー 小さい・大きい、1番・2番
工作用のセットを買うと良い - ニッパー 細いワイヤー用・太いケーブル用、小さい・大きい、刃の種類
工作用の小さめので十分 - ラジオペンチ 抑える部分がまっすぐ・への字に曲がってる
まっすぐのもので少し小さめのものが使いやすいです - ピンセット 先端が尖っている・丸くなっている・への字に曲がっている
先端が尖っている方が使いやすいです - はんだこて・はんだ 20W・40W・60W、ニクロムヒーター・セラミックヒーター
最初は40Wニクロムヒーターが安価で多目的に使えます。
はんだは鉛入りの直径1mmが使いやすいです。
道具は消耗品を除き粗悪品でない限り正しく使っていれば一生使えます。高いものが良いとも限りませんが、良いものを買えば長く使えて作業も楽に行えます。
適材適所
道具は使う場所・目的に合ったモノを使いましょう。